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人と動物の共通感染症と予防

動物から人へ、人から動物へと病原体が感染すること、あるいはその感染によって起こる病気のことを「人と動物の共通感染症」といいます。
感染源が動物であることから「動物由来感染症」と呼ばれることもあります。

近年のペットブームで、国内でも共通感染症の報告がされています。
「感染症」と聞くと恐ろしいですが発生率はわずかで、これらの病気を知り、予防法を実行すれば必要以上に恐れることはないのです。

ペットのために、自分のためにも正しい知識とその予防対策、ご参考ください。

共通感染症を予防するには

1.生活環境の管理

飼養環境は、こまめな掃除、必要に応じて消毒するなど清潔に保ちましょう。
排泄物や汚物はなるべく速かに掃除しましょう。

これらのことは、良好な生活環境を維持するためだけだはなく、共通感染症を予防する上で重要です。


2.動物の健康管理

動物は共通感染症にかかっていても、はっきりとした症状を示さない場合もあるので、健康管理には気をつけてください。
幼齢動物や新しく家族になった動物については、環境の変化からストレスを受けやすく、特に注意が必要です。

日頃から、食欲はあるか、毛艶の状態はよいか、目ヤニ・鼻水等はでていないか、ウンチやオシッコは変わりないか、発熱はないか等、観察を心がけてください。


3.動物の適正な取扱い

口移しでごはんを与えたり、一緒にお風呂に入るなどの動物との濃厚な接触は避けましょう。
また、触った後には石鹸などで、必ず手洗いをしましょう。うがいも効果的です。

動物に咬まれたり、引っかかれたりした場合には、適切な処置を行いましょう。
傷口は速やかに水で洗い、石鹸で十分に洗浄した後に消毒し、必要に応じて医師の診断を受けましょう。


主な人と動物の共通感染症

日本で特に注意しなければならない、主な人と動物の共通感染症次には次のような病気があります。

病名 関係する主な動物 動物の主な症状 人への主な感染経路とその症状 予防策
狂犬病 すべての哺乳類 狂そうまたは麻痺、昏睡して死亡 狂犬病ウィルスに感染した動物による咬み傷から感染。
発症すると、様々な神経症状が現れ、昏睡して死亡。
犬の登録・狂犬病予防注射を行う。
発症前なら有効なワクチンがある。海外の発生が多いので、発生地域に旅行する場合はワクチン接種をする。
高病原性鳥インフルエンザ 鳥類 突然死、元気消失、下痢 発症した鳥の接触、糞中の病原体を吸入し感染。
症状は発熱、咳、肺炎。
発生地の出入りは避ける。
飼っている鳥が野鳥と接触しないようにする。
犬ブルセラ病 精巣炎、死・流産 感染した犬の流産胎児、流産後の排泄物に接触して感染。
インフルエンザに似た症状を示す。
流産した犬は獣医師の診察を受ける。感染した犬の排泄物の接触時はゴム手袋をする。
エルシニア・エンテロコリティカ感染症 犬、猫、齧歯類 まれに下痢が見られるが、多くは無症状 食品(豚肉)を介しての感染が主だが、動物の糞中の病原体から経口感染する場合もある。
胃腸炎、虫垂炎、敗血症などを起こす。
鳥かごは熱湯消毒し、糞の処理後は手洗い・消毒等を行う。
オウム病 鳥類 下痢、元気消失 保菌鳥の糞中の病原体の吸入、濃厚な接触、咬まれたりし感染。
高熱、咳、肺炎などを起こす。
鳥の糞は毎日処理し、その時にほこりなどを吸わないようにする。飼っている鳥が発症した場合は医師の診察を受ける。
仮性結核 犬、猫、齧歯類 まれに下痢が見られるが、多くは無症状 食品(豚肉等)を介しての感染が主だが、動物の糞中の病原体から経口感染する場合もある。
エルシニア・エンテロコリティカ感染症と似た症状を起こすが、こちらのほうが重症になる可能性が高い。
動物の糞は速やかに処理し、その後は手洗いなどを確実に行う。
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症 犬、猫 無症状 犬や猫の口の中に存在する菌が、咬み傷、引っかき傷で感染。
発熱等、重症化すると敗血症、髄膜炎、多臓器不全を起こす。
動物との過度な触れ合いは避け、触れた後は手洗いなどを確実に行う。
カンピロバクター症 犬、猫、鳥類 まれに下痢が見られるが、多くは無症状 食肉を介しての感染が主だが、動物の糞中の病原体から経口感染する場合もある。
症状は発熱、腸炎など。
動物との過度な触れ合いは避け、触れた後は手洗いなどを確実に行う。
Q熱 犬、猫、牛、羊 多くは無症状 感染動物の排泄物、羊水、乳汁にに含む菌が環境を汚染し、それを吸入し感染することが多い。未殺ダニ、菌の乳製品、生肉を食べて感染することもある。
約半数は症状が現れないことが多いが、急性ではインフルエンザに似た症状を示す。
菌は妊娠動物の胎盤や羊水などに多く含まれるので、出産時の動物、死産、流産した動物の扱いに注意する。
コリネバクテリウム・ラルセランス病 咳、くしゃみ等の風邪症状 猫との接触、飛沫により感染。
発症すると発熱、咳、咽頭痛などの風邪症状を起こす。
動物との過度な触れ合いは避け、触れた後は手洗いなどを確実に行う。
細菌性赤痢 サル(特に輸入されたもの) 発熱、下痢、急性大腸炎 発症または保菌している人やサルの糞中の菌が経口感染する。
人の症状も動物と同様。
飼っているサルの下痢に注意する。
インドや東南アジア等から帰国した人の発症例が多いので気をつける。
サルモネラ菌 哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類 幼獣は下痢や嘔吐、成獣は多くは無症状 飲食物(食肉、卵)を介しての感染が主だが、動物の糞中の病原体から経口感染する場合もある。
発熱、下痢、急性胃腸炎を起こす。
特にカメの保菌率が高いので、水槽の水を換えるときなどはゴム手袋をはめて行い、水槽は塩素系漂白剤で消毒する。
猫ひっかき病 無症状 引っかき傷、咬み傷で起こる。
リンパ節の張れ、発熱症状があっても軽症であることが多い。
猫の爪は切る。
引っかき傷、咬み傷を受けないようにする。
パスツレラ症 犬、猫 多くは無症状だが、まれに気管支炎等を起こす 犬や猫の口の中や、爪にに存在する菌が、咬み傷、引っかき傷で感染。
傷口が張れて痛む。
犬や猫の爪は切る。
引っかき傷、咬み傷を受けないようにする。
リステリア病 羊、牛、犬、猫 牛、羊等の家畜で脳炎、流産、敗血症 主に食飲物(乳製品等)を介して感染。
発生状況は乳幼児や高齢者に多い。
脳髄膜炎、敗血症などを起こす。
殺菌していない乳製品を食べることを避ける。食品は十分に加熱する。
レプトスピラ症 犬、ネズミ等の齧歯類 犬は腎炎
齧歯類は多くは無症状
動物に入り込んだ菌が尿で排出され、これの接触により皮膚や粘膜から菌が感染。
発熱、腎臓障害などを発症する。
犬はワクチン接種を行う。
乾燥に弱い菌なので、動物の周囲を清潔にして乾燥させる。
皮膚糸状菌症 ほぼ全ての動物 脱毛、フケ 感染動物との接触や、家のほこりが原因となる場合もある。
感染したら感染動物の隔離、治療を行う。脱毛等の皮膚障害、かゆみを伴う。
部屋はこまめに掃除する。
トキソプラズマ病 猫、豚、犬 子猫は腸炎、脳炎
子犬は呼吸症状、下痢
主に感染している猫の糞中の原虫から経口感染。まれに加熱不十分な感染した豚肉を食べることでも感染する。
成人は感染しても無症状のことが多いが、妊婦は流産、胎児の先天性障害を起こすことがある。
猫は検便を行う。
猫の糞は速やかに処理し、手洗いなどを確実に行う。
豚の生肉を扱ったときは手やまな板等の器具をよく洗う。
エキノコックス病 キツネ、犬、野ネズミ まれに下痢、血便があるが、多くは無症状 動物の糞中の虫卵から経口感染する。
腹痛、肝機能障害を起こす。
キツネ等と接触しない。
飼い犬は野ネズミなどを食べないようにする。
回虫幼虫移行症 犬、猫 子犬・子猫は下痢、嘔吐、食欲不振
成獣は無症状
犬、猫の糞中の回虫卵から経口感染。それが体内で孵化し、幼虫がまれに体内の各所に迷入する。
肝臓、脳、眼等に障害を起こすことがある。幼児では貧血、食欲不振、微熱等の症状がある。
犬、猫の検便、駆除を必ず行う。
動物の糞は速やかに処理し、その後は手洗いなどを確実に行う。
動物を触った後は手洗いなどを確実に行う。
疥癬 犬、猫 強いかゆみ、脱毛 感染動物の接触により、ヒゼンダニが皮膚に付着し感染。
表皮内にダニがトンネルを掘る為、強いかゆみを伴う。
飼っている動物は皮膚状態を清潔に保ち、動物との過度な触れ合いは避ける。触れた後は手洗いなどを確実に行う。
部屋はこまめに掃除する。

狂犬病予防注射の重要性

狂犬病は発生は海外ではいまだに多く、年間に5万人もの人間が亡くなっています。

台湾では平成25年に見つかった野生のアナイタチグマから狂犬病ウィルスが検出されました。
台湾で狂犬病の発生は52年間なく、日本と同様に狂犬病の清浄国とされてきました。

日本においては昭和32年以降、犬での発生はありませんが、国内で発生する可能性がなくなったわではありません。

狂犬病は致死率100%の恐ろしい病気です。
国内の感染を防ぐためにも「狂犬病予防法」に基づき、狂犬病予防注射の接種は飼い主様に義務付けられています。

自分とワンちゃんの命を守るためにも必ず行うようにしてください。


近年の新しい感染症

近年、認知されるようになった感染症や、最近になって再び流行している感染症の多くは、人と動物の共通感染症です。
これらの中には、重症化しやすいものや、治療法がまだ開発されていないものがあります。

日本で発症していないものでも海外では流行しているものがあります。
海外でむやみに動物に触るのは止めましょう。

ウエストナイル熱

関係する動物 馬、鳥類、蚊
感染経路 菌を保有した蚊の吸血により感染。
動物の症状 多くの鳥は無症状。まれに脳炎を発症することがある。
人の症状 ほとんどの人は無症状だが、発症すると発熱等、重症化すると脳炎による意識障害、昏睡を起こす。

エボラ出熱

関係する動物 サル
感染経路 血液や体液の接触が感染経路と考えられている。サルから人への感染経路は不明である。アフリカ株とアジア株があるが、アジア株はサル類のみに致命的な疾患であり、人の症状はない。
動物の症状 カニクイザル、アフリカミドリザルでは元気消失、沈鬱、肝機能障害などが現れ、6~10日前後で100%死亡する。
人の症状 人の致死率は55~85%。突然の高熱とともに、関節痛、筋肉痛、頭痛が出現し、咽頭通、下痢などを起こす。その3~4日後、約半数で出血傾向が現れる。

マールブルク病

関係する動物 サル
感染経路 血液や体液の接触が感染経路と考えられている。サルから人への感染経路は不明である。
動物の症状 アフリカミドリザルでは出血熱を起こし、100%死亡する。
人の症状 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛が突然始まり、発病後5日目から胸や背中、腹部に発疹が現れ、嘔吐や下痢になる。進行すると出血傾向が現れる。人の致死率は約25%。

ペスト

関係する動物 齧歯類(ネズミ、、ハムスター、プレーリードッグなど)
感染経路 保菌ノミの吸血、感染動物との接触
動物の症状 急性の敗血症
人の症状 感染ルートや臨床像によって3種類のペストに分けられる。
①腺ペスト…感染部近くのリンパ節の腫脹、壊死、発熱などが現れ、3~4日後に敗血症を起こし、死亡する。
②敗血症型ペスト…急激なショック症状、昏睡、手足の壊死が現れ、2~3日後に死亡する。
③肺ペスト…腺ペスト末期や敗血症型ペスト経過中に肺に侵入した菌が呼気から排出され、人から人へ伝染する。強烈な頭痛、発熱、嘔吐、呼吸困難を伴い、発症後24時間以内に死亡する。
(参考資料:動物取扱責任者研修資料)

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