投稿者 2019年6月19日2019年7月12日 634のブログへのご訪問ありがとうございます。 もはやご存知の方も多いでしょうが、今月12日、参院本会議で動物愛護法が、全会一致により、可決、成立しました。 今回の改正では、 販売用やブリーダーなど繁殖業者に犬や猫へのマイクロチップ装着及び登録を義務化 (一般の飼い主は、努力義務) 動物虐待罪の罰則強化 生後56日以下の犬、猫の販売禁止 などが盛り込まれました。 あくまでも私個人の見解ではありますが、今回の改正の目玉は、 「マイクロチップ装着の義務化」 と考えております。 マイクロチップ装着によって、迷子が、無事にご家族の元に帰る確率が上がると思います。 昨今では、未曾有の災害も増えています。 災害などで、愛する家族とはぐれてしまい、無事に発見、保護されても、飼い主がわからなければ、帰ることも難しいと思います。 マイクロチップを装着していれば、 再会の可能性も上がります。 マイクロチップ装着の義務化によって、 良質な販売店舗やブリーダーを選択する目安にもなるのではないだろうか? また、無責任に飼養の放棄…いわゆる捨て犬、捨て猫なども、動物虐待罪の罰則強化と併せて、抑止力にもなるのではないのでしょうか? ただ、安易に繁殖させた、マイクロチップ装着前の仔犬、仔猫などの飼養放棄には、 マイクロチップの効力が及ばないのは、今後の課題でもあるのでしょう… シッターの移動中にも迷子猫のポスターを見かけることが多くなりました。 捨てねこや迷子犬・猫が増えてる中、マイクロチップの重要性を考えたいものです。 飼い始めたら、虹の橋を渡る最期まで、 適正飼養で責任を持って飼う。 販売業者は、商品としてだけではなく、生命として扱い、販売が困難になった場合にも、最期まで飼養しなければならない。 また、動物虐待罪の罰則強化には、殺傷だけではなく、適正な飼養をしていない… なども罰則強化されました。 動物虐待罪の罰則強化 殺傷は、懲役5年 または罰金500万円 虐待・遺棄は、懲役1年 または罰金100万円 無責任な飼育放棄や虐待が減って欲しいと、心より願っております。 今回の改正動物愛護法は、新たな一歩であり、大きな一歩になるのではないでしょうか。 カテゴリー: マイクロチップ, 動物愛護法改正, 動物虐待罪, 犬, 猫 タグ: 動物愛護法改正